みなさんは英語の”Director”という単語を聞いたときに、どんな意味を思い浮かべますか?
日本語でよく使われるようなテレビのディレクターあたりを想像する人も多いのではないでしょうか。
実は英語の”Director”にはいろいろな意味があり、意味を取り違えると日本語訳が全く変わってしまうこともあるんです!
そこで今回は、”Director”の意味と例文を音声付きで5つご紹介していきます。
まずは”Director”の発音をチェック!
実は、”director”の発音はアメリカ英語とイギリス英語で違うことをご存知でしたか?
アメリカ英語では以下のように発音します。
director /dɪˈrek.tɚ/
日本語の「ディレクター」の発音に近いですね。
ではイギリス英語ではどうでしょうか。イギリス英語では以下のように発音します。
director /daɪˈrek.tər/
最初の部分の発音がアメリカ英語とは違いますね。
英語の”Director”のいろいろな意味や使い方を見てみよう!
それではいよいよ”director”の使い方について見ていきましょう。
部長

まず1つ目の意味は「部長」です。
例えば
a sales director / a director of sales
(営業部長)
のように使います。
”sales director”や”director of sales”は、頭文字を取って「SD」や「DOS」と略されたりもします。
”be responsible for~”は、「~に対して責任がある」という意味でよく知られていますが、他にも「~を担当する」という意味があります。フォーマルな表現のため、仕事の場面で使われたりします。
取締役・理事

2つ目の意味は「取締役・理事」です。
先ほどご紹介した「部長」も「取締役・理事」も同じ”director”なので、日本人の感覚からするとちょっと混乱するかもしれませんね。役職名は統一されたものではなく組織によっても変わりますので、どちらの意味も覚えておくとよいですよ。
使い方としては
an executive director / a non-executive director
(社内/社外取締役)
a board of directors
(取締役会・理事会)
のように使用します。
会社以外の、例えば学校の理事などには、”director”ではなく”administrator”を使います。
館長

3つ目の意味は「館長」です。
これはあまりご存じでない方もいるのではないでしょうか。
a museum director
(美術館館長)
映画監督

4つ目の意味は「映画監督」です。
a movie director
(映画監督(主にアメリカ英語で))
a film director
(映画監督(主にイギリス英語で))
ちなみに、”director”だけでも映画監督という意味になります。
野球やサッカーなど、スポーツチームの監督は”coach”と言います。
指揮者

5つ目の意味は「指揮者」です。
アメリカ英語で主に使われます。
まとめ
今回は”Director”の5つの意味や使い方について、例文を交えてご紹介しました。
文脈によっていろいろな意味に変化する単語なので、意味を取り違えると日本語訳が全く変わってくることも。。
ぜひ今回ご紹介したことを覚えて、英会話や英文読解の際に役立ててください♪
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