英語を勉強している最中、 ”quantity” と ”quality” という単語を見て「あれ?どっちが『量』でどっちが『質』って意味だっけ?」と混乱してしまった経験はありませんか?
そこで今回は、間違えやすい2つの単語 ”quantity” と ”quality” について、簡単な覚え方やそれぞれの単語の詳しい意味、日常生活でも使えそうな例文をご紹介していきます。
これからご紹介する覚え方で覚えておけば、今後「どっちがどっち?」と混乱することもなくなるかもしれませんよ♪
”Quantity” と ”Quality” の意味
”quantity” と ”quality” の覚え方の前に、まずはそれぞれの意味を確認しましょう。
”Quantity” の意味

いろいろな辞書を見ると、 ”quantity” の意味をいくつかの項目に分けて書いている物もありますが、大元の意味は
『何かの量または数、特に測定可能なもの』
です。
これを日本語に訳すときに、何を対象にするかによって「量」「分量」「数量」のように訳が変化します。
なお、 ”quantities” と複数形になると、『たくさん、多量、かなりの量』といった意味にもなります。
ビジネスの場面において、発注書などの書類に「QTY:100」などと書かれていることがありますが、
”QTY” は ”quantity” の略語で、ここでは100個の商品(単位は状況によります)を注文することを意味しています。
”Quality” の意味
”quality” には名詞としての意味が3つと、形容詞としての意味が1つあります。
”quality” にも大元の意味がまずあり、何を対象にするかによって日本語訳が変化します。
名詞①:質、性質、品質
ある物がどれだけ良いかまたは悪いかという意味合いで使うときは、「質、性質、品質」のように訳します。

名詞②:良質、上質、高級、上等、優秀、卓越
何かの優秀さの度合い、多くの場合その優秀さの高さという意味合いで使うときは、「良質、上質、高級、上等、優秀、卓越」のように訳します。

名詞③:特性、特徴、特質、特色、資質
誰かまたは何かの特性または特徴という意味合いで使うときは、「特性、特徴、特質、特色、資質」のように訳します。またこの場合は通常 ”qualities” と複数形で使用します。

形容詞:高級な~、良質の~、優れた~
高い水準の~という意味合いで使うときは、「高級な~、良質の~、優れた~」のように訳します。

”Quantity” と ”Quality” の覚え方!
それではいよいよ、間違えやすい ”quantity” と ”quality” の覚え方をご紹介いたします。
その方法は・・・以下の文章を覚えることです!
なんと(NT)量(quantity)が多く、立(L)派な質(quality)の商品だ

”quantity” と ”quality” の綴りはとてもよく似ていますが、赤字の部分が異なるため、単語の綴りに ”NT” が含まれる場合は「quantity=量」、 ”L” が含まれる場合は「quality=質」というように覚えます!
「なんだ語呂合わせか~」と思った方もいるかもしれませんが、やっぱり語呂合わせは古より受け継がれている最強の暗記方法ですよね(笑)
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”Quantity” や ”Quality” を使った例文
それではここからは、 ”quantity” や ”quality” を使った、日常生活でも使えそうな例文をご紹介します。
quantity(量、分量、数量)
in quantity = 大量の(に)、大口の(に)
quality(名詞①:質、性質、品質)
quality(名詞②:良質、上質、高級 など)
quality(名詞③:特性、特徴、特質 など)
quality(形容詞:高級な~、良質の~、優れた~)
まとめ
今回は、間違えやすい英単語 ”Quantity” と ”Quality” について、簡単な覚え方や単語の使い方をご紹介しました。
今回ご紹介した語呂合わせを覚えておけば、とっさに「あれ?どっちが『質』って意味で、どっちが『量』って意味だっけ?」となった時でも思い出しやすくなるかと思いますので、ぜひぜひ覚えてあなたの英語学習に活用してください♪
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