英語を勉強していると、「旅行英語」や「ビジネス英語」はよく見かけますよね。
でも、「料理」や「家事」の英語って、意外と学ぶ機会が少ないと感じませんか?
たとえば、
- 「献立を考える」
- 「食材の在庫を確認する」
- 「炒める」「煮る」
- 「味見する」
こうした毎日の行動、いざ英語で言おうとすると止まってしまうこと、ありますよね。
私自身、英語圏で生活していたときに強く感じたのは、「日常英語こそ一番使う」ということでした。
キッチンでの会話やホームステイ先でのやり取りは、教科書には載っていない表現ばかりです。
この記事では、料理に関する一連の流れ(買い物→調理→片付け)を通して、
✔ そのまま使える自然な英語
✔ ネイティブっぽく聞こえる言い回し
✔ よくある間違いとその回避法
をわかりやすく解説していきます。
「日常を英語で話せる人」に、一歩近づいていきましょう。
献立づくり・買い物前の準備の英語
料理はキッチンに立つ前から始まっています!
献立を考える

I plan the menu while taking into account my family’s preferences.
(家族の好みを考慮して献立を考える。)
“plan the menu” はネイティブもよく使う自然表現です。
“decide the menu” でも通じますが、少し不自然に聞こえることも。
食材の在庫を確認する

I check what ingredients I already have at home.
(家にある食材の在庫を確認する。)
“stock” も使えますが、日常会話ではこの言い方がシンプルで自然です。
賞味期限・消費期限を確認する

I check the expiration dates of the ingredients.
(食材の消費期限を確認する。)
賞味期限/消費期限は、英語では以下のように表現します。
それぞれの後ろに日付を続けて書きます。
【賞味期限】
・“Best by”(米)
・“Best before”(英)
【消費期限】
・“Expiration date(EXP)”(米)
・“Expiry date”(英)
・“Use by”(米/英)
買い物リストを作る

I make a shopping list before going to the supermarket.
(スーパーに行く前に買い物リストを作る。)
レシピを調べる

I look up recipes online.
(レシピをインターネットで調べる。)
“search” よりも “look up” の方が会話では自然です。
特売情報を確認する

I check the weekly sales at the supermarket.
(スーパーの特売情報を確認する。)
買い物〜保存の英語
次に、実際にスーパーへ買い物に行く場面の英語を見ていきましょう。
買い物の準備

I make sure to bring my reusable bag and point card before leaving home.
(家を出る前にエコバッグやポイントカードを準備する。)
ポイントカードは、お店によっては以下のように表現されます。
- loyalty card
- member’s card
- club card
- rewards card
スーパーへ行く

I head to the supermarket.
(スーパーへ向かう。)
“head to”は“go to” よりも少しカジュアルな、自然で会話っぽい表現です。
「目的地に向かって移動し始める」ニュアンスがあるため、「これから行く」「今向かっている」感が強くなります。
カートやカゴを取る

I grab a shopping cart or a basket.
(カートや買い物かごを取る。)
“grab” は「さっと取る」というニュアンスです。
食材を選ぶ

I check the freshness of vegetables and meat.
(野菜や肉の鮮度を確認する。)
I compare prices before choosing a product.
(商品を選ぶ前に価格を比較する。)
支払い〜袋詰め〜持ち帰り

I line up at the cashier and pay for the groceries.
(レジに並んで支払いをする。)

I put the groceries into my bag.
(購入した食材を袋詰めする。)
I bring the groceries home.
(買った食材を家まで持ち帰る。)
食材の保存

I take the groceries out of the bags and sort them.
(食材を袋から出して仕分けする。)
I put them in the refrigerator, freezer, or vegetable drawer.
(冷蔵庫・冷凍庫・野菜室にしまう。)
- 冷蔵庫…“refrigerator”、“fridge”
- “fridge” はカジュアル、”refrigerator” はややフォーマルな表現です。
- 冷凍庫…“freezer”
- 野菜室…“vegetable drawer”
小分け保存する

I divide the ingredients into smaller portions and store them in containers.
(食材を小分けにして保存容器に入れる。)
“portion” は、「食べる単位としての量」を表す料理系の英語ではよく使う重要単語で、(取り分けた)一人分のイメージです。
同じ一人分を表す単語に“serving”がありますが、こちらは(レシピや栄養表示での)「提供単位・基準としての量」を表します。
まとめると以下の通りです。
- portion=目の前の「取り分」
- serving=決められた「1人分」
調理の英語(最重要)
ここは実際の会話でかなり使うパートのため要チェックです!
調理前の準備

I wash my hands and put on an apron.
(手を洗ってエプロンをつける。)

I prepare the cooking utensils.
(調理器具を用意する。)
食材の下ごしらえ

I wash the vegetables and remove the dirt.
(野菜を洗って泥を落とす。)

I cut the ingredients and peel the vegetables.
(食材を切ったり皮をむいたりする。)
I remove stems and tough fibers.
(ヘタや筋を取る。)
“cut” は万能ですが、より細かく表現するなら
- “slice”(薄く均一に切る)
- “chop”(ざく切りにする、細かく切る)
のような言い方もあります。

I measure the ingredients and seasonings.
(食材や調味料を計量する。)
調理動作(重要動詞)
- stir-fry(炒める)
- simmer(煮る)
- grill(焼く)
- steam(蒸す)
- deep-fry(揚げる)

I stir-fry the vegetables.
(野菜を炒める。)

I simmer the soup for 10 minutes.
(スープを10分煮る。)
“simmer” と “boil” の違いに注意!
- simmer=弱火でコトコト煮る
- boil=強火でグツグツ沸騰させる
味付け・味見

I season the dish with salt and soy sauce.
(塩やしょうゆで味付けする。)

I taste the food to check the flavor.
(味見をする。)
“taste” は「味=名詞」だけでなく、「味見する=動詞」としても日常的に使える便利な単語です。
火加減調整・焦げ防止

I adjust the heat while cooking.
(調理中に火加減を調整する。)
I stir the food so it doesn’t burn.
(焦げないように混ぜる。)
盛り付け・配膳の英語
盛り付け

I take out the plates and serve the food.
(皿を出して料理を盛り付ける。)

I divide the food into portions.
(料理を取り分ける。)
I add a garnish for color.
(彩りのために薬味を添える。)
“garnish” は、 料理の仕上げに添える飾りや彩り全般を指します。

I bring the dishes to the table.
(料理をテーブルへ運ぶ。)
I serve rice and miso soup.
(ご飯と味噌汁をよそう。)

I prepare chopsticks, spoons, forks, and glasses.
(箸やスプーン、フォーク、コップを用意する。)
片付け・掃除の英語
料理は、片付けまでがセットです。最後に後片付けの英語を紹介します。
食器の片付け

I clear the table and take the dishes to the sink.
(食器を下げてシンクへ運ぶ。)
“clear the table” は頻出表現です。
食べ残しの処理

I store the remaining food in containers.
(残った料理を保存容器に入れる。)
I throw away the leftovers.
(食べ残しを捨てる。)
洗い物

I wash the dishes.
(食器を洗う。)
I let the dishes dry.
(食器を乾かす。)

I wipe the dishes and put them back in the cabinet.
(食器を拭いて棚に戻す。)
キッチン掃除

I wipe the countertop.
(調理台を拭く。)
I sweep the kitchen floor.
(キッチンの床を掃除する。)
I gather the trash and replace the garbage bag.
(ゴミをまとめてゴミ袋を交換する。)
よくある失敗とその回避方法
× ステップ1:難しい単語を使おうとする
→ 会話が止まる
○ シンプルな動詞でOK(cut / cook / put)
× ステップ2:直訳しすぎる
→ 不自然な英語になる
○ ネイティブ表現をそのまま覚える
× ステップ3:インプットだけで終わる
→ 実際の場面で言葉が出てこない
○ 「今日の料理」を日常的に英語で言ってみる
まとめ
料理は、
- 献立
- 買い物
- 保存
- 調理
- 配膳
- 片付け
という一連の流れがあります。
つまり、日常英語の宝庫です。
これらを英語で言えるようになると、
✔ 英語で日記が書ける
✔ 海外生活で困らない
✔ 英会話が一気に自然になる
といった大きなメリットがあります。
まずは今日、
「自分が作った料理」を英語で説明してみてください。
それだけで、英語力は確実に伸びていきますよ。
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Images in the article by いらすとや
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